ドラゴンモデルズ社製1/6サイズのフィギュアを主体にした米陸軍兵バズーカチームのプチカスタム2体をセットにしての出品になります。2体共にノルマンディー上陸作戦にも部隊展開した陸軍第4歩兵師団アイヴィーの所属で左側の一等兵がM9A1バズーカ射手、右側の伍長が砲弾を携行する装填手として製作しています。第二次世界大戦勃発に伴いアメリカ軍ではモンロー/ノイマン効果を用いた成形炸薬を弾頭に持つ歩兵用携行対戦車兵器の開発を開始、最初のモデルであるM1(写真14)が1942年11月に北アフリカ・チュニジアでの戦闘に投入されました。以後、改良を重ねながらアメリカ軍の主力対戦車兵器の位置を確立しました。正式名称M1 ANTI TANK ROCKET LAUNCHER (対戦車ロケット弾発射器)は愛称でバズーカと呼ばれました。その改良型がM9で1944年6月のノルマンディー上陸作戦で空挺部隊に先行配備されました。今回の出品物に付属するM9A1は照準器が光学式にアップデートされたタイプです。極めて単純で安価なこの兵器は射手と装填手の2名により運用され、射手が発射器を肩に担いで構え、装填手が後部から弾頭の安全ピンを抜いたロケット弾を装填して発射筒と電気的に接続、発射準備が完了した後、装填手は後方からの爆風を浴びない位置に移動して射手のヘルメットを叩きOKの合図、最終的な照準をつけ発射する仕組みでした。装填を射手自身が行えば発射準備に時間を要するものの射手単独でも運用可能でした。発射するM6対戦車ロケット弾は平均3インチ(76.2mm)、最大で3.5インチ(88.9mm)の装甲板を貫通することが可能でドイツ軍装甲戦闘車両に対して高い攻撃力を示し、建造物に篭った敵兵に対しても高い効果が有りました。発煙弾を発射して煙幕を展開するためにも使用されました。北アフリカ戦線で鹵獲したM1バズーカを元にドイツ軍もロケット弾開発を行い、1943年に通称 "パンツァーシュレッケ" (戦車の脅威)を模倣開発し、東部戦線ではT-34を撃破する威力を発揮しました。説明文が長くなりましたが出品フィギュアは各関節パーツもしっかりしておりまずまずの状態です。特に手首パーツに負担が掛かって破損しない様にバズーカの握り手は緩めに調整しています。ご興味がお有りの米陸軍がお好きな方にバラ売り値引き交渉無しで宜しくお願い致します。
ドラゴンモデルズ社製1/6サイズのフィギュアを主体にした米陸軍兵バズーカチームのプチカスタム2体をセットにしての出品になります。2体共にノルマンディー上陸作戦にも部隊展開した陸軍第4歩兵師団アイヴィーの所属で左側の一等兵がM9A1バズーカ射手、右側の伍長が砲弾を携行する装填手として製作しています。第二次世界大戦勃発に伴いアメリカ軍ではモンロー/ノイマン効果を用いた成形炸薬を弾頭に持つ歩兵用携行対戦車兵器の開発を開始、最初のモデルであるM1(写真14)が1942年11月に北アフリカ・チュニジアでの戦闘に投入されました。以後、改良を重ねながらアメリカ軍の主力対戦車兵器の位置を確立しました。正式名称M1 ANTI TANK ROCKET LAUNCHER (対戦車ロケット弾発射器)は愛称でバズーカと呼ばれました。その改良型がM9で1944年6月のノルマンディー上陸作戦で空挺部隊に先行配備されました。今回の出品物に付属するM9A1は照準器が光学式にアップデートされたタイプです。極めて単純で安価なこの兵器は射手と装填手の2名により運用され、射手が発射器を肩に担いで構え、装填手が後部から弾頭の安全ピンを抜いたロケット弾を装填して発射筒と電気的に接続、発射準備が完了した後、装填手は後方からの爆風を浴びない位置に移動して射手のヘルメットを叩きOKの合図、最終的な照準をつけ発射する仕組みでした。装填を射手自身が行えば発射準備に時間を要するものの射手単独でも運用可能でした。発射するM6対戦車ロケット弾は平均3インチ(76.2mm)、最大で3.5インチ(88.9mm)の装甲板を貫通することが可能でドイツ軍装甲戦闘車両に対して高い攻撃力を示し、建造物に篭った敵兵に対しても高い効果が有りました。発煙弾を発射して煙幕を展開するためにも使用されました。北アフリカ戦線で鹵獲したM1バズーカを元にドイツ軍もロケット弾開発を行い、1943年に通称 "パンツァーシュレッケ" (戦車の脅威)を模倣開発し、東部戦線ではT-34を撃破する威力を発揮しました。説明文が長くなりましたが出品フィギュアは各関節パーツもしっかりしておりまずまずの状態です。特に手首パーツに負担が掛かって破損しない様にバズーカの握り手は緩めに調整しています。ご興味がお有りの米陸軍がお好きな方にバラ売り値引き交渉無しで宜しくお願い致します。
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