マルハギター F200 サイド、3ピースバックハカランダ合板、説明必読

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説明必読
1970年代メーカーのマルハ(橋本ギター)は 現在のHeadway Guitarsやアストリアスギターの前身となる「名工ギター」に繋がる昔のギターメーカーで、このギターは 1970年代の製造と思われます。OOO(トリプルオー)サイズ、オール合板ですがサイドと3ピースバックの真ん中はうねりからハカランダ合板と思われます。指板は ローズ、ネックは マホガニー。
経年なりの小さい傷、打痕は ありますが、目立つ傷は ありません。
塗装が薄く、木材が乾燥しきっていて繊細な激鳴りサウンドです。
マルハギターを創設したのは 橋本文男さんと言う方。
戦時中の福岡で新形戦闘機の開発をしていたそうです。
名前は「震電」という日本国土防衛用の戦闘機、調布飛行場でB29相手に帝都防衛を していた飛燕よりもさらに高性能で、後ろにエンジンとプロペラを付けた奇妙な戦闘機。ゴジラ-1.0に登場する戦闘機を 開発していた人だそうです。すぐに終戦となり、終戦後は 戦闘機開発は 止めて、橋本さんは ギター工房を立ち上げたそうです。
60年後半からフォークギターの製作を始めましたが利益を度外視した製法と宣伝資金が無く、東海、ヤマハ、モーリス等に押され75年には 倒産した知る人ぞ知るメーカーです。
戦闘機を 製作する上で得た技術を 惜しみ無くギター製作に注ぎ込み、丁寧に作られた個体は ギターのトップ板の薄さが際立ってます。そして、軽く、強度もあり、まるで日本の戦闘機コンセプトです。
ウクレレと同じで軽く薄いギターは鳴るのです。そしてその作りと鳴りの良さ、販売数の少なさから、幻のギターと言われています。
50年前のギター、トップ板が薄いのでブリッジ板の所が弦の張力で膨れている個体が多いがこれは 大丈夫のようです。ギターの内部も丁寧に作られているようで、バリなどもありません。
まさに、職人のこだわりを 感じます。
マルハの良い個体が残って無いのは 販売数が少数に付け加えて、ボディ材が極端に薄いため、小振りなタイプでもよく鳴るが、長期保存する場合、ごく少数の国産ギター馬鹿の愛情ある丁寧な手入れが必要な為、良い個体が残っていないのでしょう。
意外にも、あの世良公則さんの初めてのギターはマルハギターだったようです。
ハードケース付きすぐ弾けます。

商品の情報

カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>楽器・機材>>>ギター
商品の状態: やや傷や汚れあり
ブランド: ヘッドウェイ

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