お気に入り登録した商品は、こちらのプルダウンから確認することができます
初の作品集刊行を記念して、通常版(4,400円)に加え、上路市剛による“オリジナル義眼”(桐箱有)が函に収められた特装版を部数限定(20部)で販売いたします。先着順です。 徹底した再現力で独自のリアリズムの世界を切り開く彫刻家・上路市剛。 その初期作品から最新作までを一堂に収録した初の作品集。 コデックス装に透明のカバーを巻いた豪華な仕様で、 アートブックとしても楽しめる孤高の1冊。 フィレンツェ・アカデミア美術館のダヴデ像(ミケランジェロ作)や、京都・六波羅蜜寺の空也上人立像(康勝作)など、美術ファンならずとも一度は目にしているであろう著名な作品をモチーフとして、そこに現代人の身体を「受肉」させる手法で知られる彫刻家・上路市剛。 本物と見紛うほどのリアルな彫刻は、塑像制作にはじまり、シリコンによる型取り、点描による彩色、髪や髭の1本ずつの植毛といった、膨大な工程を経て生み出されている。 こうした執拗とすらいえる制作過程を支えるのが、「同性愛的美意識」だと上路は言う。 上路は自身がゲイであることを公言しているが、ここでいう「同性愛的美意識」とは、必ずしもゲイ・アートのような直接的な同性愛表現ではなく、同性愛者ならではの視点がなければ成し得ない造形や描写を生み出す視点のことである。 上路の制作行為は、過去の名作の中に特異点的に現れた「同性愛的な美意識」をシミュレーションすることから始まる。先人の作品をシミュレーションすることで、彼らの衝動を追体験し、また、上路自身の衝動も重ねながら彫刻に向き合う。 美術史の裏側に隠されたこうした「美意識」を、現代を生きる作家のフィルターで強調することによって、美術史に新たなリアリティを与えることが、彫刻を通して挑むテーマとなっている。 人物彫刻をリアリズムの手法でつくることは、大変な肉体的負担を要する。にもかかわらず、そうしたスタイルを選択せずにはいられない美への欲求が人物彫刻にはあると上路は言う。その欲求の強度こそが、「同性愛的な美意識」を「普遍的な美意識」に昇華させ、後世に残る作品を生み出す土壌となるのだろう。 書名:『受肉|INCARNATION』 著者:上路市剛 寄稿:冨澤治子、 菅原康志 ページ:92ページ(カラー60ページ) 製本:コデックス装 サイズ:B5変 デザイン:小林すみれ
商品の情報
同一ショップで3980円以上購入時、送料無料
※同時に(一度に)購入した場合のみ適用となります
【 明日12:00 】 までのご注文で翌日お届けに対応。 定休日のご注文は翌営業日の発送となります。(定休日:日曜日, 土曜日, 祝日)
【重要】 交通事情や悪天候などの不可抗力が生じた場合は、商品到着の日時が変更となる場合が御座います。 また年末年始やクリスマスなどの繁忙期は輸送量の増加により【翌日お届け】対応が困難となる場合が御座います。 ※ご希望のご選択がない場合は、値札は外さず発送となります。
レビューはありません。
残り 1 点 25300円
(253 ポイント還元!)
翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く
お届け日: 2024.12.28〜指定可 お届け日: (明日12:00のご注文まで)
ページ上部の「お気に入り商品一覧」からご確認頂けます。
30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください
5599999円
12675円
7410円
9360円
12400円
9750円
10758円
8658円
11750円
10374円
だんじり 布団太鼓 象木鼻 彫物 欅 4個セット 獅子 木彫 骨董 狭間 太鼓台
10500円
『古益会』寿山石 重量533g 觀音 擺件 箱付 置物
127600円
希少 サイン有 銘有 二田原英二 ブロンズ像 銅像 彫刻 オブジェ
138000円
激レア珍品軍艦飛龍進水記念横須賀海軍工廠 小物入れ肉池昭和12年11月16日
22389円
バードカービング ヒバリ
10920円
聖観音菩薩 青銅 ブロンズ 置物 コレクション 高さ90cm 重量14kg
140000円
北欧 NORDIKA nisse ノルディカ ニッセ 人形 妖精 2体セット
枯木のオブジェ ヘッドマネキン トルソー 置物 古木 古材 アンティーク 古道具
8580円
希少 難あり 岡本太郎 『未来を拓く』 像 オブジェ
13650円
置根付 福禄寿 Fukurokuju 七福神 極細工 在銘 雅俊 Netsuke
19712円
25300円
カートに入れる
初の作品集刊行を記念して、通常版(4,400円)に加え、上路市剛による“オリジナル義眼”(桐箱有)が函に収められた特装版を部数限定(20部)で販売いたします。先着順です。
徹底した再現力で独自のリアリズムの世界を切り開く彫刻家・上路市剛。
その初期作品から最新作までを一堂に収録した初の作品集。
コデックス装に透明のカバーを巻いた豪華な仕様で、
アートブックとしても楽しめる孤高の1冊。
フィレンツェ・アカデミア美術館のダヴデ像(ミケランジェロ作)や、京都・六波羅蜜寺の空也上人立像(康勝作)など、美術ファンならずとも一度は目にしているであろう著名な作品をモチーフとして、そこに現代人の身体を「受肉」させる手法で知られる彫刻家・上路市剛。
本物と見紛うほどのリアルな彫刻は、塑像制作にはじまり、シリコンによる型取り、点描による彩色、髪や髭の1本ずつの植毛といった、膨大な工程を経て生み出されている。
こうした執拗とすらいえる制作過程を支えるのが、「同性愛的美意識」だと上路は言う。
上路は自身がゲイであることを公言しているが、ここでいう「同性愛的美意識」とは、必ずしもゲイ・アートのような直接的な同性愛表現ではなく、同性愛者ならではの視点がなければ成し得ない造形や描写を生み出す視点のことである。
上路の制作行為は、過去の名作の中に特異点的に現れた「同性愛的な美意識」をシミュレーションすることから始まる。先人の作品をシミュレーションすることで、彼らの衝動を追体験し、また、上路自身の衝動も重ねながら彫刻に向き合う。
美術史の裏側に隠されたこうした「美意識」を、現代を生きる作家のフィルターで強調することによって、美術史に新たなリアリティを与えることが、彫刻を通して挑むテーマとなっている。
人物彫刻をリアリズムの手法でつくることは、大変な肉体的負担を要する。にもかかわらず、そうしたスタイルを選択せずにはいられない美への欲求が人物彫刻にはあると上路は言う。その欲求の強度こそが、「同性愛的な美意識」を「普遍的な美意識」に昇華させ、後世に残る作品を生み出す土壌となるのだろう。
書名:『受肉|INCARNATION』
著者:上路市剛
寄稿:冨澤治子、 菅原康志
ページ:92ページ(カラー60ページ)
製本:コデックス装
サイズ:B5変
デザイン:小林すみれ
商品の情報